【ネタバレ注意】新刊小説感想LOG【文スト考察】

《わんくっしょん》

本LOGは2021年2月27日発売の文スト小説『文豪ストレイドッグス　storm bringer』について、色々しんどくなって耐え切れなくなったヲタクが感想を書き散らしているものです。

また、登場人物の元ネタをいつものように無駄に考察しています。

まだ手元にないけど買う予定の方、アニメ化するまで待機中の方など、
【ネタバレを食らったら致命的な傷を負う】方は読むのをお控えください！！

「大丈夫！！」な方はこのままお進みください。



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1、新登場の5人やばくない？？？

私は彼ら若手会をV6と呼びたいです。(中也も含めて)

…………などという様々な方向から攻撃を喰らいそうな理由ですが、この先創作で彼らを登場させる場合には「V6」と書きたいと私は思いました！！大変好きです。

2、やばかったポイントの書き殴り

・軍医の家に生まれた普通の子供(長男)だったけど、異能が強力すぎて死にかけたため軍事施設の研究対象に。異能に耐えうる体を持つクローンを大量に作られるが、その過程で生き地獄のような実験を繰り返されることに
・今の中也さんが何人目か不明(綾波レイ)
・そもそも人間かどうかも不明
・世話になった人は皆家族だと思っている
・マフィアは家族(公式)
・「家族を殺したやつをマフィアは許さない」by中也
・本当の両親は健在(山口県の温泉街出身)
・元ボンボン
・7歳以前の記憶はない
・人間だった頃の記憶もない

・生まれて初めてできた心を許せる仲間が、自分に関わったという理由で全員殺される
・生まれてきたことを後悔したことはない(強い)
・海外育ちのロボットに親友がいる
・太宰とは根っこの部分で似たもの同士。ただ中也は強いので生存願望が強い
・自分が人間かバケモノかに興味はない
・五大幹部の一人がでてきました。銀と鏡花の師匠でした(尾崎さんではない)

総評:中也さんは精神的に強すぎてやばい

中也さんの心に関わる人間が順番に殺される話だったのですが、中也さんのクソデカ感情がやばかったです。
本人が驚くほど中也さんがその人を大事に思っていて、ドストレートに愛情表現をするので見てるこっちがうわぁあああああああ！！！！！
本心では強い異能者ではなくただの人間として、友人と過ごしていたいと思っていたらしいのも……ウボァ。等身大の男の子で泣きそうでした。
ガチ陽キャなのは確かですが、どうやら繊細な陽キャのようです。

3、若手会の元ネタを考えてみよう

ピアノマン→誰？！！！！？！！

本当に申し訳ない。この人だけガチでわかりませんでした！！！！！！！！！
偽札、ピアノ、モチーフ、詩人などと色々検索したけどマジで何も引っかからないもの……本当にわからない……ピアノマンさん、あなたは一体何者なんですか……

PS:面白い人だ。皆のまとめ役なんだけど、まとめきれずにぐちゃぐちゃになっていくのも好きです。ちょっと真面目系天然属性だろうか。

ドク(外科医)→ハンス・カロッサ

代表作:「狂った世界」
(1878〜1956)

ドイツ人の医者兼詩人。
ドイツの医大で医師免許を取得し、第一次世界大戦まっただなかの中、医者として活動した経験を詩に書いた。
敬虔なカトリック教徒。

PS:医者として真っ当な志があって好感が持てるキャラクターです。

リップマン(広報官)→アンドレ・アントワーヌ

代表作:「自由劇場」「ジャック・ダムール」

フランスの演出家・役者、詩人。
(1858〜1943)
中原中也が私淑していた詩人「エミール・ゾラ」を愛読し、自身の劇場『自由劇場』にて公演を行った。


PS:リップマンの見た目めっちゃ好きです。推し。結構常識人なところも好き。女性に夢を見せるのも仕事ぐらいに思ってるだろう君……

アイスマン(冷血)→トールマン・カポーティ

代表作:『ティファニーで朝食を』
(1924〜1984)

知っている人が何気に多い大作家！！！
二つ名の「冷血」は、トールマンの著作の一つですので、きっとトールマンカポーティなんじゃないかって……


PS:どことなく織田作に似た雰囲気の男ですよね……。ちゃんと話したら心持ちの穏やかな優しい男だったんだろうな…。

アルバトロス(阿呆鳥)→シャルル・ボードレール

代表作:「悪の華」
(18−1〜1867)

「しばしば水夫は慰みに捕まえる、
底深い荒海を滑りゆく船に
気だるげについて来る
雄大な海鳥アホウドリを。」

中原中也が多大な影響を受けたとされる、フランスの大詩人！！！！！！！
アルバトロスはアホウドリの英訳、かつ中也の親友ポジといえばこれはもうボードレール！！

PS:大変好きです。推しだ。大好きだアルバトロス。

【まとめ】若手会ほんと好き