【46葬譚】哀哭者の弾雨❷
46葬譚最高ランク : 1 , 更新: 2021/04/08 3:35:21
____落日。ようやく追いついたよ。
うちよその予定がアイビーの情報多すぎてですね…うちよそは次回に回します~!
まず!簡単にアイビーの所属する第二部隊のうちの子たちを紹介させてください~!!
【第二部隊/隊長】
エイン・サルヴァトーレ(外見年齢17)
血の力『誓血』:簡単に言えば標的を倒すまで暴走状態になれる。HPがどんどん減る感じなので、倒せなければ死ぬ。
生意気でへらへらしてますが人を導く力に長けています。人たらし。ド光属性。
【第二部隊/副隊長】
クラヴィス・フォンス=アルバート(外見18)
血の力『繚血』:真紅の薔薇を咲かせます。攻撃出来ます。Sランクに近い能力なのは理由がありますが割愛。
美意識は高いし温厚にみえます。しかし根は短気でヤクザみたいなので綺麗だけど怖い。
【第二部隊/作戦参謀】
アイビー・レイン(外見27)
血の力『無血』:自分の血を飲ませた(体内に入れた)相手から能力を無くします。少量なら暴走が収まったり、ごく僅かな間、血の力が使えなくなったりする程度。
計算で確率をアレこうしてああして解析して、これから起こることの限りなく近い状況を予測することが出来ます。ほんとに取り柄が脳味噌しかないです。
(↑やっとこさ立ち絵!!!)それからこれ↓は大天使戦争より前の話になりますが、アイビーが第二部隊に入ったのは今の隊長であるエインくんの猛アプローチの末です。元々配属が確定せず、いろんな部隊をふらふらしていました。
アイビーの境遇が境遇なので、初期は本当にどす黒かったんですが、毎日エインに「あんたが欲しいです」「うわやべ、目玉出そうなくらい欲しいです」「ほーしーいーでーす(地団駄)」とか言われるので結局アイビーが折れた。
折れるのが早かった…(言い方が無理すぎて)。この後しばらく周りに誤解された。 けれどもエインが第二部隊にアイビーを無理矢理(?)所属させたくせに、配属が正式に第二部隊に決まった途端いい意味でパワハラかましてくるのがエイン隊長。⤵︎
アイビーは、自分の隊長が能無しか有能か見極めるために、エインを不意に殺しにかかってみたんですけど、見事に返り討ちでした。お前が戦闘でエインに勝てるわけないだろ…(17歳が27歳を見下ろす図)
仲間に手を出すことは無いエインですが、これは全部アイビーのための拳なのでチャラ!(?)
ここからしばらくしてからクラヴィスが第二部隊に配属されます。
イカれた職場へようこそ♡♡♡
クラヴィスの適性試験は、アイビーが担当しました。『本来はS適性である』クラヴィスでしたが、アイビーは自分の『無血』を、クラヴィスの適性試験で使う『天使の血』に混ぜていました。よって適性が弱くなり、クラヴィスはAランクとなりました。
『アルバート』の血筋を手元に置いておきたかったのです。
大分アイビーがエインに絆されて馴染んで来た頃⤵︎ ︎※大天使戦争の少し前です。
この後大天使戦争が起こります。副隊長のクラヴィスは、アイビーのシナリオの役目を全うします。
その後クラヴィスは死にはしませんでしたが、10年と数ヶ月の間、昏睡状態に陥ります。10年間昏睡させることで、クラヴィスをある意味守っていたとも考えられます。
そして10年後。
天滅軍VSガブリエルの時、第二部隊はその場にはいませんでした。その時は遠征に行っていたのです。遠征時、エインは「本部で戦争が起こっている」と察知します。なので加勢せねばと部下に帰還命令を出そうとした所、これ↓
理由は簡単です。漫画にあったアイビーの終幕計画には、VSガブリエル戦で死ぬ第二部隊の隊員は居なかったからです。この時本部に戻れば無駄に死ぬと判断したのでしょう。だからといってエインの『心臓』に銃口向けるってアナタ…。
46も終わりくらいになると、エインは稀にアイビーにヤンデレし始めます。根はヤンデレなので…基本ヤンデレしないド光属性ですが、この頃になるとよその子も含めバンバン主要人物が死んでいくので…。アイビーに宥めてもらって…👍この後心臓の音聞かせた👍
誰かの救いであり希望であり、同時に、誰かの嫌悪であり絶望である。まるで雨のような存在です。
アイビーの行動が軍人側に不利益を与えることは、アイビーの目的上ありませんが、政府側にとっては圧倒的に不利になる動きをします。
🌟ここでアイビーの最愛の妹を紹介します!
「お兄ちゃんを守りたくて軍に入ったの。だから私はみんなみたいに、早く強くならなくちゃいけないんだ」
へデラ・レイン(享年15)
天滅軍 第二軍隊(Bランク)。
Bランクは、天使の羽根を持つか、能力を持つか、どちらかです。Aランクになると両方持ちます。
へデラは羽持ちの方でした。
兄であるアイビーが名高いヴァイオリニスト(当時17歳)であり、荒廃した世界でも音楽で人々を癒し、笑顔にしてきました。へデラは、人を笑顔に出来る兄の音楽が大好きで、兄とその音楽を守りたいが為に軍入りしたのですが…。
タイトルの由来はここからでもあります。期待と羨望を向けられていた人生は逆転。アイビーは17歳のこの日、自分の全てを失い、空っぽになった挙句、惨めな敗者となりました。
ここから『アイビー・レイン』の世界が動き始めます☺️
アイビー本人については今回はこの辺にしようかと思います…!
長くなりましたがありがとうございました~!❸はうちよそだぞ~!!
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